ソンブレロ鍋

鍋メモ

Mac で TLS ハンドシェイクがタイムアウトして Web ページを見れない

結論

セキュリティソフトによるウェブブラウジングプロテクションによる挙動によるものと推測したので,該当する機能を無効にした.(アンチウイルス機能のみ使う目的だったため)

 

経緯

Mac でウェブブラウジングしていて,急に Web ページを読み込まなくなった.

ブラウザの読み込みステータスとして「 TLS ハンドシェイクを確認しています」と表示されているが一向に進む気配がない.ブラウザは Firefox を使っているが,同時に使用していた Vivaldi でも同じ症状になった.( TweetDeck は通信し続けてツイートもできるしタイムラインも見れる)

同じ回線を使用しているスマートフォンではブラウジングができるため, PC 側の何かの設定が悪いのだろうと思って検索したところ,次の Web ページを見つけた.( Mac の TweetDeck で "TLS ハンドシェイク 遅い" と検索してヒットしたツイートから飛んだけれどブラウザで読み込まず読めなかったためスマートフォンで読んだ)

smithfield.jp

Mac では Sophos Anti-Virus を使っており, Web Protection 機能の「 Web サイトの悪意のあるファイルのダウンロードをブロックします。これにより、難読化された、ポリモーフィック型のゼロデイ脅威がブラウザに到達する前に Mac を保護します。」が有効になっていたので無効にしたところ解決した.

この間にルーターの再起動などもおこなったので本当に確実にセキュリティソフトによるものかどうかはわかっていない.

 

ついでに,江添さんの記事も読んだけれど,過去に読んだはずなのに原因に思い当たらなくて悔しい気持ちになった.

cpplover.blogspot.com

Helix, Fortitude60 キーボードを作った.

Helix と Fortitude60 という USB 接続キーボードを作った.

Helix キーボードキット | 遊舎工房

GitHub - Pekaso/fortitude60

 

Helix は 2017 年 12 月頃に共同購入の募集があったので参加してキットを購入, Fortitude60 は作者の Pekaso さんがコミケ(C94)で頒布した余りを Booth で出していたので購入した.

 

Helix はロープロファイルスイッチ・ロープロファイルキーキャップで作ったため非常に薄く,メインで使っているキーボードと比較すると下の画像のように半分ほどの厚みとなった.

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Fortitude60 は Kailh Speed Switch の Copper で作った.このスイッチは,よく言われる茶軸がベースで入力点が浅めになったスイッチだ.

普段使っている ErgoDox は赤軸だが,実は茶軸が好みなのでしばらく使って感触を確かめたい.

Fortitude60 にはまだキーキャップをつけてないので下の画像のようになっている.

f:id:zfhrp7:20180819203644j:plain

 

どのキーボードを使うにしても傾斜は必要だと思うので下のような感じか?

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作ってる最中にニッパーとワイヤストリッパーがないことに気づいたのでニッパーとワイヤストリッパーを買った.

 

ベッセル(VESSEL) ワイヤーストリッパー No.3500E-1

ベッセル(VESSEL) ワイヤーストリッパー No.3500E-1

 

Subsonic で音楽ストリーミング再生

Subsonic というアプリケーションとスマートフォンを使って,音楽ファイルを持ち歩かずに自由に再生することを目的とした.この際,通信量が大きく増えてしまうことは考えていない.

また,低速で通信量の制限がない回線を考慮して,低ビットレートでまともに再生できるよう Opus コーデックというものを採用した.

Opus コーデックについては以下を参照

Opusフォーマットで音楽を聴く--音質と圧縮速度を両立

音楽ファイルが96kbpsになる日――Opus音声コーデックの実力 - Qiita

Subsonic については公式を参照(省略)

インストール方法は以下

http://www.subsonic.org/pages/installation.jsp

 

今回は stand-alone を使用した.java, ffmpeg がインストールされていれば使えると思う.

 

FLAC の再生に問題があるらしいので ArchWiki の記述に従って修正する.この時, flac, lame が必要になる.

Subsonic - ArchWiki

また, flac, lame は, stand-alone な Subosnic を伸張した場所に transcode ディレクトリを作成して, transcode ディレクトリ内に実行ファイルを置くか実行ファイルへのシンボリックリンクを置く必要がある.

 

これで, FLAC ファイルを (wav ファイルへのデコードを経由して) mp3 に圧縮してストリーミング再生できるようになった.

ここで, Opus コーデックという低ビットレートに強い音声コーデックがあることを知ったのでさらに設定を変更した.

具体的には, ArchWiki に従って変更した内容

flac --silent --decode --stdout %s lame --silent -h -b %b -

opusenc --quiet --vbr --bitrate %b -

に変更した.

 

-- 2019-04-13 追記

input format: flac

output format: opus

opusenc --quiet --bitrate %b --downmix-stereo --title %t --album %l --artist %a %s -

--

 

ビットレートの設定は,再生するアプリケーション (つまりスマートフォン側) の設定にあるので,そこで低いビットレートにすることで通信帯域を節約できる.(再生アプリケーションの設定を無視する形になるので良くないけれど楽な設定としては, opusenc --quiet --vbr --bitrate 92 - を設定するなど)

 

92kbps くらいなら 200kbps の低速回線でも途切れ途切れにならずに再生できた.

ErgoDox 傾斜続報

傾斜を大きくした ErgoDox の台を作った.前回 (http://zfhrp7.hatenablog.com/entry/2017/06/06/233636) の傾斜は 20° で,今回の傾斜は 30° にした.

今回もはざいやでアクリル板を買ったが,構造を変更して加工を減らしたため費用が安くなった.

欠点もあり,側面 (三角形の面) がないので,たわみが発生する.これはすべりどめシートを敷けば対処できた.底面の左右幅が大きくなっているので場所を取ってしまう,これは対処できていない.

 

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ErgoDox に傾斜をつける

ErgoDox というキーボードを買ったことは以前に書いた.

僕が買ったキーボードには,通常のキーボードについている底面のすべり止めが無かったため 100 円程度で買えるすべり止めシートをちょうどよい大きさにカットして敷いている.これは手軽な改善だった.

今回はキーボードに傾斜をつけたいということを実現した.

これの出発点としては,自然な角度で操作できるマウスなどである.例えばこれ

www.amazon.co.jp

キーボードだとこれ

www.ergocanada.com

ErgoDox に傾斜をつけて使うということは,超オスの Okuno さんが既に実践しているのでそのまま真似した.

nippondanji.blogspot.com

具体的な方法は,はざいや ( http://www.hazaiya.co.jp ) というアクリルショップに単純な加工をしたアクリル板を注文し,適当に接着するという方法だ.

ここから簡単な加工の注文と自動見積りが可能だった 自動お見積り

今回は ErgoDox の親指側が小指側より高くなるように (つまりローリング角を変更するように) した.

注文したのは

  1. 板 :透明アクリル(押出板) 厚さ3mm サイズ10×155mm (87円×2枚=174円)
  2. 板 :透明アクリル(押出板) 厚さ3mm サイズ135×155mm (186円×2枚=372円)
  3. 板 :透明アクリル(押出板) 厚さ3mm サイズ53×146mm (421円×2枚+加工費=1684円)
  4. アクリル接着剤(アクリサンデー) (550円)

の四種類の商品で,板はそれぞれ二枚ずつ.(注意: 1 番目の板のサイズが間違っており,10×155 ではなく10×135が正しい) 3 番目の板は直角三角形の斜辺が 155mm となるように斜めカット加工をした.上記の注文内容だと 20 度ほどの角度が付くキーボード台ができる.

 

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(注意: 1 番目の板 (坂の下端のストッパー) のサイズを間違えて長辺に合わせて注文してしまったため,半分に折って使っており,短くなっている)

このキーボード台で少し過ごしたけれど,角度がもう少し急であると良いような気がしている.

ポートフォワーディングの設定をした

外出先から自宅のネットワークに繋ぎたいことがあるので,ポートフォワーディングの設定をした.

インターネットにある VPS を中継して自宅に繋ぐ設定になった.

今回のポイントはポートフォワーディングと多段 SSH の省略の 2 つである.

ポートフォワーディングは,あるコンピューターのポート (IP アドレスを 100.50.150.3,ポートを 30001 とする) を別のポート (IP アドレス: 185.123.144.2, ポート:50001) へ転送するものである.

通常,ポートフォワーディングは手元のコンピューターのポートを別のコンピューターのポートへの転送を設定するものだ.つまり手元のコンピューターのポートへ接続すると,別のコンピューターへ繋がる.

しかし今回は逆ポートフォワーディングというものを用い,別のコンピューターの指定ポート (IP アドレス:110.120.130.4,ポート:10203) へ接続すると手元のコンピューターのポート (IP アドレス:140.150.160.5,ポート:40506) へ繋がる設定をした.具体的な実行コマンドは ssh を用いて以下のようになった.このコマンドは手元のコンピューター (IP アドレス:140.150.160.5) で実行する.

>|sh|

ssh 110.120.130.4 -R 10203:localhost:40506

||<

 

多段 SSH の省略についてはそのうち書く.

また,ssh_config のファイルのメモを以下に

ErgoDox を買った

ErgoDox という手や腕に優しそうなキーボード (PC 周辺機器) を買った.

ErgoDox はハードウェア・ソフトウェアが公開されていて自分で製作・カスタマイズできるキーボードだが,キーボードの筐体を作る技術や設備と手間と熱意がないと自作は難しい.幸いにして,製作や組み立てをサービスとして提供している人や団体があるので,そのあたりから購入した.

ebay や mechmarket やヤフオクで探せば完成品を誰かから買うことができるし, ErgodoxEz での販売もある.

今回は taobao で買った.比較的安かったのと taobao 代行業者を使ってみたかったから.

また,キーボードのキーキャップ (指に触れる部分) はだいたい別売りなので,これは pimpmykeyboard で買った.

ErgoDox 本体と送料とキーキャップと送料全ての合計で 18000 円とちょっとだったので,それなりに安く買えた気がする.

 

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ErgoDox(赤軸) 本体

 

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透明キーキャップ装着後

 

追記 (2017-03-14)

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ホームポジションのキーを区別せず買って,ブラインドで判別できずちょっと不便だったので昔使っていたキーボードから F,J を移植した.